栄養素の中で脂質は最も大きなエネルギー源となっています。
糖質1gあたり4㎉に対し脂質は1gあたり9㎉にもなります。
役割としては、体の機能を整えるホルモンの材料になっています。
特に女性はダイエットなどで脂質を取らな過ぎてしまうと生理不順などを引き起こす可能性があります。
また、ビタミンの吸収をサポートしたり、細胞を包む膜を作ったりしています。
そのため、脂質が不足すると肌の張りや髪のツヤが低下してしまいます。
しかし、脂質を取りすぎると脂質異常症や動脈硬化、糖尿病、乳・大腸がんなどを
引き起こす可能性があります。
コレステロールは細胞膜や脂肪消化を助ける胆汁酸の材料となっています。
コレステロールにはHDL,LDLコレステロールという種類があり、
LDLは肝臓から血液に乗ってコレステロールを体内で運搬します。
量が多く、コレステロールが運ばれすぎてしまうと血管内壁に付着してしまい
脳梗塞や心筋梗塞になってしまいます。
HDLは余ったコレステロールを回収してくる働きをしています。
世の中のおいしいものには脂質が多く含まれ過剰に摂取してしまいがちですが必要以上の量を摂取することは
体への負担も増加させてしまいます。
体重の増加は腰痛や膝などの関節痛を引き起こしやすくなるので注意が必要です。
しかし、ダイエット目的で脂質を敬遠しすぎるのもよくないので適度な摂取を心がけましょう。
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